マクロ美アンSachi

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ソロキャンプ〜ブッシュクラフト初心者の必需品10選とは?

こんにちは。マクロ美アンSachiです。

 

数ヶ月前から、ブッシュクラフトの講習に何度か参加しています。女子のソロキャンプではなかなかブッシュクラフト的キャンプをするのは勇気のいるものです。

 

講習では、ブッシュクラフトとはなんぞやという内容の座学をはじめ、実践では、ロープワークやシェルター設営(タープの張り方)、緊急時の水の濾過方法、ナイフワーク、焚き火の起こし方(雨の日でもメタルマッチで火を起こせる)、野生の植物や虫について、チャークロスやチャーパンクウッドの作り方、手作りペグや小枝トグル作りなど。。。いろんな役に立つ実習を行ってくれます。

 

1度参加してすっかりブッシュクラフトにハマってしまい、先日「ブッシュクラフトアドバイザー」の資格をゲットしました。結局、毎月のように様々な講習に参加し、次なる目標「ブッシュクラフトインストラクター」を目指し、ブッシュクラフトライフを楽しんでいます♪

 

そんな、ワクワクできるブッシュクラフトの魅力をお伝えするとともに、ブッシュクラフトをやるにはどんなものを最低限準備すれば良いのか、必須グッズをご紹介したいと思います。

 

私のように女子ソロキャンプをやってみたい方や、ブッシュクラフト初心者の方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

ソロキャンプ〜ブッシュクラフト初心者の必需品10選とは?

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ブッシュクラフトとは?

ブッシュクラフト(英語:Bushcraft)とは、森林などの自然環境の中における「生活の知恵」の総称とされており、その行為や技術自体をそのように呼んでいます。

要はサバイバル的キャンプのようなもので、サバイバル術を使って楽しむキャンプスタイルのこと(野に入って生活技術を使う)。


この技術を知っておくと、道具を忘れた時や災害時にでも、野にある枯れ木などを利用して、命を守ってくれるシェルターを手作りで作ったり、泥水を濾過したり、焚き火をして暖をとったり、食事をしたりすることもできます。

 

また、自然環境に生存する野草・ハーブなどの植物や危険動物&虫などの知識を得ることができ、人間にとって生きるために必要とされるサバイバル的要素が満載です。

 

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ブッシュクラフトの必需品

キャンプ初心者もそうですが、ブッシュクラフト初心者にとって、どんなものを準備すれば良いか分からず、初めての時はやはり不安が多いものです。

私も最初はまったく分からず、ブッシュクラフトの本を買ったり、ググったりして念入りに確認し、毎週のようにホームセンターに行って足りないものをちょこちょこ購入していました。

ブッシュクラフト-大人の野遊びマニュアル: サバイバル技術で楽しむ新しいキャンプスタイル

 以下は、私のブッシュクラフト経験を通し、とりあえず必要だなと思う必需品をいくつか挙げてみました。ブッシュクラフトのベテランになると、おそらくもっと少ない装備で野に入るのだと思いますが、初心者や女子にとっては、最低限必要じゃないかなと思うものですので、参考にしていただければ幸いです。

 

1. 野営用タープ&ロープ/ペグ

シェルターは、災害時においても同様、最も命に直結する大事な要素ですので、これなしではブッシュクラフトは始まりません。

ODタープなど小さめサイズでも良いのですが、少し大きめの3x3mくらいのものを買っておくと、いろんな張り方のバリエーションが楽しめ、タープ張りも楽しくなります。

タープを買うと、セットでロープやペグもついていることが多いですが、ホームセンターなどにもパラコードは売っていますし、ペグもタープの張り方によっては、2~3本予備があると便利かと思います。

2. 焚き火グッズ

<焚き火台>

焚き火台は、あまりブッシュクラフトのイメージではありませんが、ほとんどのキャンプ場では直火禁止のところが多いため、禁止の場合は焚き火台が必要となります。

 

<メタルマッチ/ 火吹き棒>

焚き火の種火をつくるのに、もちろんライターを使用しても良いのですが、せっかくならメタルマッチや火打ち石を使って、ブッシュクラフト感を楽しむのも良いと思います。

火吹き棒とセットになったものも、リーズナブルな価格で販売しているようです。

<ティンダー>

*以下のうち、お好みのものを準備すると良いと思います。以下がなくても枯れ草などで火は起こせますが、雨など降ると火がつきにくいので、いざという時これらがあると便利です。

最悪の場合も考慮し、ライターも持参することをおすすめします。

 

コットン〜 100均で売っている化粧落とし用のコットンで十分です。一回4〜5枚くらい用意していくと良いと思います。湿気が多いと火がつきにくいので、必ずビニールなどに入れておくことをおすすめします。

 

〜 100均で売っているような麻ロープでも十分火がつきます。10cmくらいに切って火がつきやすいようにあらかじめほぐしておくと便利です。コットン同様、湿気をさけビニールなどにつつみ保存しておくとよいでしょう。

 

ワセリン〜 ハンドクリームやリップクリームなどでも代用できます。コットンなどに小さじ1杯くらいを目安に塗り、それを4〜5枚のコットンでつつみ火種とします。

 

チャークロス&チャーパンクウッド〜 チャークロスがあれば、メタルマッチや火打ち石でもしっかりと種火起こしができます。慣れてくれば、自分でカンタンに作ることもできるので、ますますブッシュクラフトが楽しくなりそうです♪

Bush Craft(ブッシュクラフト) ヘビーウエイトチャークロス 5枚入り 2セット 28987

 

<薪/枯れ木の小枝>

薪はほとんどの場合、キャンプ場で入手できますが、ホームセンターなどでも入手できます。1泊であれば、1〜2束あれば十分でしょう。

小枝はキャンプ場や野にたくさん落ちていますので、焚き火前の準備段階で、明るいうちに早めに集めておきましょう。鉛筆の芯サイズ〜鉛筆サイズ〜親指サイズくらいの3種類のサイズの枝があると火起こしの際に便利です。

3. ナイフ

ブッシュクラフト用に、しっかりとしたナイフをひとつ持っていると便利です。色々なシーンでナイフを使うことになると思いますので、ブッシュクラフトにはかかせないアイテムのひとつです。

小枝でトグルやペグをつくったり、フェザリングなどのナイフワークはもちろんのこと、薪割りや調理の際にも利用できますし、何役もこなす優れものです。

私は、ブッシュクラフト講座の際にインストラクターがすすめてくれたスウェーデン製「モーラナイフ・コンパニオン」を使っています。しっかりしていてよく切れますし、見た目もシンプルでかっこいいし、コスパも非常に良いので気に入っています。

(ただし、マイナスポイントとしては、鞘が外れやすいので注意が必要です。それ以外はまったく問題なく使えています)

 

4.グランドシート/ マット

タープの下に居住空間をつくるためにも、グランドシートやマットがあると座ったり横になったり、調理をしたりしやすいので、あった方が断然便利だと思いますし、宿泊の際は寝床にもなるため必要となります。

5. 寝袋

寝袋は必須で、寒さや虫などから身を守るためにも、キャンプ時期の季節にあったものを確認して使用することをおすすめします。

ブッシュクラフトでは基本的にテントは張らず、タープのみで寝るので、ほぼ外と同じ気温下で寝ることになります。ですので、夏でも意外に寒く感じることがあるので注意が必要です。

コールマン(Coleman) 寝袋 コージーII C5 使用可能温度5度 封筒型 オレンジ 2000034772

 

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6. ノコギリ/ 斧 /スコップ

ブッシュクラフトでは、ナイフの次にノコギリや斧などは必須ギアとして、こだわりあるものを持つ方も多くいるのではないかと思います。

実際のブッシュクラフトでも、薪割りや焚き火の際には必ずと言って良いほど、出番の多いギアとなっています。

7. 調理道具

<シェラカップ>

シェラカップは、ひとつあるととっても便利なのでおすすめです。

コーヒーやスープを入れたり、時にはそのままお湯を沸かしたり、ちょっとした煮炊きもできますし、おつまみやおかずを入れたり、計量カップとしても利用できるので、非常に便利です。

スノーピーク(snow peak) マグ・シェラカップ 310ml E-103

 

<コッヘル/メスティン/飯盒など>

調理道具もキャンプ飯を作る際に、必ず必要となりますので、応用の効くようなものを1、2個持っておくと便利だと思います。

スノーピーク(snow peak) コッへル・クッカーセット トレック 900ml SCS-008

8. 虫対策グッズ

キャンプ場や野には、時期的なものもありますが、アブやブヨ、蜂、やぶ蚊など、さされると非常にやっかいな虫たちが多く存在します。

雨の場合は、それほど虫は気になりませんが、お天気が良い場合、場所によってはかなりの数の虫たちがいます。

特にブヨやアブはやっかいで、攻撃的に服の上からでも刺してきます。いったん刺されると、びっくりするくらい腫れ上がり、かゆみと痛みでかなり不快な思いが続きます。

私の場合はとても刺されやすく、ジーンズの上からも刺されたり、服のちょっとしたすき間から入ってきて、夜中じゅう不快なかゆみと腫れで熟睡できなかった経験があります。

そうならないためにも、しっかりと虫対策はしておくべきです。

 

虫対策としては。。。。

・蚊取り線香(残念ながらやぶ蚊くらいにしか効きませんが、とりあえず)

・虫除けスプレー

・虫除けアロマ

・抗ヒスタミン剤(塗り薬)〜 普通の虫刺され用では、アブやブヨの腫れはおさまらないので、小さいものをひとつ持っておくと、万が一刺された場合でも安心です。

・蚊帳(モスキートネット)〜 タープのみで寝る場合は、蚊帳があると虫に刺されず安心です ↓

蚊帳(かや)Eletorot 超軽量携帯式テント 蚊除け網 キャンプ/アウトドア用 モスキートネット (ポールは別売)

 

*服装:基本的に長袖長ズボンはマストで、少し厚めの生地の服を着て、軍手を常につけておくと良いと思います。(それでも顔を刺されてしまった経験があるので、絶対に刺されたくない方は、虫除けヘッドネットなどがあると良いかもしれません)

9. 雨具

お天気の日でも、山の天気は変化しやすいので、雨具(上下)は必ず持参しましょう。雨だけでなく、急に気温の変化も予想されるので、防寒用としても利用することができます。

10. その他

<軍手/革手袋>

軍手や革手袋は、薪割りや焚き火には必需品で、手を保護する意味でも必ず用意が必要だと思います。

 

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ブッシュクラフトの楽しみ方

タープを張ったり焚き火をしたりすることだけが、ブッシュクラフトではなく、それ以外にもいろいろな楽しみ方があります。

場内散策

キャンプ場や野を散策すると、珍しい植物や虫、動物たちをたくさん見かけます。小道に蛇の抜け殻が転がっていたり、珍しい蝶々や、美しい実だけと毒がある植物だったり。。。いろんな発見があります。

また、小川のせせらぎを聞いたり、ひぐらしの鳴き声や鳥のさえずりに耳を傾けたり。。。普段は聞けないような心にしみる音や空気感を感じることができます。

キャンプ飯

なんと言ってもキャンプの醍醐味の一つはキャンプ飯ですね。焚き火を楽しみながら、ゆっくりとお酒を飲み、その焚き火の炎で調理し、美味しいキャンプ飯を食べる。。。至福の時間ですね。日頃とは違う調理器具を使い、コントロールの難しい焚き火で調理することも、また楽しみのひとつではないでしょうか。

クラフトワーク

小枝トグルや、ペグ、丸太チェアやリフレクター、ランタン用三脚など、ゆったりとした時間を使って、クラフトタイムを楽しみ、自分だけの手作りキャンプグッズを工作するのも楽しいひと時です。

 

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まとめ

ブッシュクラフトは、日常のあわただしい生活から離れ、野に入り自然と一体化し、できるだけ不便な方法で野営し、その不便さをあえて楽しむ。。。といったイメージが私の個人的なブッシュクラフトの印象です。

 

焚き火の炎を見ていたり、自然の音や風を感じていると、なぜか本来の自分自身に戻れるような気がします。

 

まだまだ私自身もそんなに回数はこなしていませんが、一気にブッシュクラフトの魅力に取り憑かれ、本来人間にもともと備わっていたサバイバル意識が、突然めざめてしまったようです(笑)。

 

色々とブッシュクラフトギアを揃えるのも大変かとは思いますが、少しずつ興味のあるものから準備を始め、もしもいきなりスタートするのが不安な場合は、私のようにブッシュクラフト講習からトライしてみて、徐々に慣れていくのも手ではないでしょうか?

 

bushcraft.jp

 

ブッシュクラフト体験を通して、本当の自分自身を見つめ直す機会にめぐりあえることを祈っています♪

 

 

本日もご訪問ありがとうございました。

 

マクロ美アンSachi