こんにちは。マクロ美アンSachiです。
今回は、裏庭の落ち葉(枯葉)を使って、簡単コンポスト作りをご紹介したいと思います♪
落ち葉だけでもコンポストはできますが、少々時間がかかってしまうので、米ぬかとEM発酵液を加えることで、堆肥化のスピードアップを計りました。
庭や家まわりの落ち葉を使って、土作りを考えてらっしゃる方、肥料高騰によりコストのかからない自作肥料を作ってみたい方。。。etc. 参考にしていただければ幸いです。
コンポスト作り方♡落ち葉+米ぬか+EM発酵液で堆肥つくり♪
コンポスト作り(土作り)は、思った以上に簡単にできます♪
コンポスト作りのコンテナも、特にこだわる必要もなく、例えばアマゾンの不要になったカートンでもできますし、私のようにいらなくなった洋服ケースを使ってやっても問題ありません。
もちろん、しっかりと基本に沿って行いたい方は、ホームセンターなどで、コンポスト用のコンテナを販売していますので、容易に入手可能です。
私は、以下のようなスタイルでコンポスト作りを行っています。↓
・コンポスト容器〜土作りのための土や枯葉、残渣などを入れる大きめサイズの容器:私は、洋服ケースを使用しています(ダンボールやコンポスト専用容器などでもOK)
・作業用の入れ物〜枯葉の異物を取り除いたり、枯葉と米ぬかを混ぜ合わせたりする際の物:園芸作業用のシート、もしくは上記のような大きめの桶があると便利です。
落ち葉コンポストのメリット
そもそも、コンポストとは、「堆肥」と土作りのための「容器」、そしてそれらの「作業や活動」を合わせた言葉で、いろんな意味合いを含みます。
土作りとしてのコンポストは。。。
・生ゴミ、枯葉などの有機物を微生物の力で分解し、堆肥化すること。
・堆肥を作る容器自体のことをそう呼ぶ。
・作った堆肥そのもののことをそう呼ぶ。
では、枯葉でつくるコンポストには、どんなメリットがあるのでしょうか?
<メリット>
・枯葉をゴミとして処理する必要がなくなる(ゴミ出し作業の労力やゴミ袋の費用削減につながる)
・枯葉で作った堆肥を、無料で庭や畑に再利用でき、肥料代がかからない。
・自作した堆肥によって、安全安心な野菜や果物が食べられる。
・有機堆肥により、持続性のある家庭菜園を営むことができる。
・地力を向上させ、環境にやさしい土作りが実現できる。
逆に、デメリットもいくつか挙げられますが(分解に時間がかかる/管理をしっかりしないと、害虫や悪臭が発生する恐れがあるなど)、個人的には、メリットの方がデメリットを上回っているように思えます。
枯葉の有効利用をするにあたり、残渣などよりは悪臭/害虫の発生の確率も低いと思いますので、管理の方も簡単かと思います。
落ち葉コンポストの作り方
落ち葉を使ってのコンポスト作りには、いろいろなやり方があるかとは思いますが、こうでなくてはならないという方法はないので、人それぞれオリジナルのやり方があっても良いと思います。
以下は、私が行っている簡単なコンポストの作り方で、2〜3ヶ月もあれば土作りが完了できるので、初心者の方にもおすすめの方法です♪
以下に、材料と作り方を載せておきます。
材料
<材料>
・落ち葉(ご自宅の庭や近くの公園、山などに行った際に落ち葉や枯葉を拾っておく)
*ゴミ袋や肥料/培養土の袋などに入れ、10リットル以上あると良い。
・米ぬか〜目安はおわんに1杯分くらい
・お好きな肥料〜バーク堆肥、牛糞、鶏糞などがあればOK (2Lくらい)
・土〜適量(畑の一部で行う場合は、穴を掘ってその中で行う)
・EM発酵液〜微生物の活性化を促す発酵液(なくてもOK)
上記写真にある「EMガーデン」は、昨年から使い始めたのですが、1週間に2~3回ほど水やり時に水に混ぜて少量与えていたところ、植物の葉っぱが青々と元気になりだしました。
善玉菌の微生物が持つ働きで、ぐんぐん野菜が活性化してきたのを感じられたので、土作りにも使いたいと思い、土を湿らす際にすこしだけ水に混ぜて使用しています。
いつも米ぬかを入手している石川県の「ほんだ農場」↓さんで、購入可能です。
作り方
<作り方>
1) 落ち葉(枯葉)を細かく砕く(異物が入っている場合があるので、手袋をはめて行います)。ビニール袋に入れたまま、足で踏みつけながら砕いてもOK。
2) 細かくなった落ち葉に、米ぬかと肥料を混ぜる。
3) あらかじめ土を適量、容器の底に入れておき、その上に2) を土とサンドイッチするように積み上げていく。
4) 落ち葉がたくさんある場合は、1)〜3)を繰り返す。
5) 最後に上から土を重しとなるようにかぶせ、湿らせる程度の水(EM発酵液を使用する場合は、4Lジョウロにキャップ1杯程度の濃度)を上からかける。
6) 3週間に1度程度、空気を入れながらスコップなどで中をかき混ぜる。
*内容物にもよりますが、約2~3ヶ月で畑で使用できる土になります♪
以下↓のYouTubeチャンネルで、落ち葉で作るコンポストの作り方を動画にしていますので、よろしかったらご覧ください。
まとめ
少しの土と少しの枯葉があれば、時間はかかりますが、少しずつでも自作の堆肥(土作り)ができます。そう思うと、なんだかとても嬉しい気持ちになります。
自然のものを再利用して、結果的にまた新たな命を生み出す手助けをすることになるので、環境にも配慮でき、家庭菜園の作業も一段と楽しくなるような気がします♪
やせ細っていた裏庭の畑が、土作りの成果もあってか、年々肥沃になっていくのは本当に喜ばしいことですね。
コンポストというと、なにか専門的で難しい作業のようなイメージが私の中にはありました。しかし、いったんやり始めてみると、とても簡単で楽しい作業でした。最初だけお手伝いをしてあげるだけで、自然の働きにまかせておけば、あとは堆肥ができるまで待っていれば良いだけなので、とてもシンプルです。
土や肥料も無限ではありません。この機会に、ぜひ持続可能で自作できるコンポストをスタートしてみませんか?微生物など自然の働きの大切さやありがたさを、改めて感じることができると思います。
本日もご訪問いただきありがとうございました♪
マクロ美アンSachi