マクロ美アンSachi

ノマド的暮らしが好き。海外旅行/ 英語/ スローライフを満喫しよう♪

【スローライフ】簡単家庭菜園 野菜編~トマトを育てる~

f:id:macrobian_sachi:20190921100419j:plain

 

こんにちは。マクロ美アンSachiです。

みなさんは、家庭菜園やガーデニングをした経験はありますか?

私は、現在福岡の実家でプチ田舎暮らしをしていますが、東京に住んでいる頃から家庭菜園や農業に興味があり、「いつかは自分で無農薬のおいしい野菜をつくってみたい」とずっと思っていました。

九州へのUターンをきっかけに、実家の小さな裏庭で野菜やハーブを育てよう!と決めて、さっそく数種類の種を買い、見よう見まね(私がよく使う言葉です笑)で家庭菜園を始めました。

人参やズッキーニ、トマトやイタリアンパセリ、バジル、ラベンダー、ラッキークローバーetc…と次から次にハマってしまい、その種まき時期に合う野菜やハーブ、お花をどんどん種まきしていきました。

虫に食われたりして葉っぱがスカスカになったり、実がつかず失敗したものもありましたが、中玉トマトについては意外に簡単で、思った以上の収穫がありました。

ということで、今回は家庭菜園をしてみたいけどなんだか難しそうとか、何から始めたらいいのかわからなくて迷っている。。。という方に向けて、初心者目線からなにか役立つ情報を提供できれば。。。と、私が成功した中玉トマトをオススメし、その育て方や成長過程についての体験談を記事にしたいと思います。

 

 

【スローライフ】簡単家庭菜園 野菜編~トマトを育てる~

f:id:macrobian_sachi:20190921124148j:plain

家庭菜園を始めた理由

私が家庭菜園を始めたのは、単純に「無農薬野菜を作って食べたい」という気持ちから始まっています。地方にいると、意外にスーパーには無農薬野菜が売っていなかったりします。だったら、自分でつくろう!ということになり、以前から家庭菜園にも興味があったので、作ってみたい野菜やハーブの種を、とりあえず何も考えず買っておきました。こうしておけば、少々不安があってもかならず始められると思ったからです。

仕事の方もひと段落ついて、少し時間的に余裕がでてきたこともあり、種まき時期の良いタイミングですんなりスタートできました。

虫が少々苦手な私でしたが、やり始めるとどんどん楽しくなってくるので、虫の存在もそれほど気にならなくなりました。 

初心者のための中玉トマト育て方

1) 裏庭/ベランダで家庭菜園を始めてみる

ちょうど 4月〜6月ごろにかけては、いろんな野菜やハーブなどの種まき時期で、家庭菜園を始めるにはちょうど良い時期ではないかと思います。プランターや植木鉢さえ置けるスペースがあって、日差しが当たる場所であれば、ベランダでも十分家庭菜園が可能です。

私のようにまったく初心者で、やり方がまったくわからない方は、家庭菜園に関する本がたくさんでていますので、1冊くらいは買っておいた方が良いかもしれません。私も野菜編とハーブ編をとりあえず1冊ずつ買い、少しだけ勉強しました。

楽しい! 家庭菜園 有機・無農薬 ゼロからの野菜づくり 増補改訂版 (学研ムック)

 

2) 準備と中玉トマトの育て方 

準備するものと植え方は以下の通りです。

用意するものは、園芸用品を取り扱っているスーパーやお店であれば、どこにでもありますし、ネットでも簡単に手に入ります。

 

<種まき時>

1. 種まき用トレイ

2. 種まき培土

3. スコップ&水やり用ジョーロ

*種は2〜3粒ずつトレイの各仕切りに植え、水をたっぷりあげます。

1週間前後で芽がでてきますので、葉っぱが5〜10cmくらいの高さになるまで種まき用トレイで育て、強いものを間引きして、プランター/植木鉢に植え替えます。

苗トレー ゴシレ Gosear 4個50穴セル苗スタータートレイ植物花保育園トレイプラグ植栽プランターコンテナ

花ごころ さし芽種まきの土 5l

 

<間引き後の植え替え時>

1. プランターもしくは植木鉢

2. 鉢底の土(排水性をよくするために鉢底に敷く)

3. 培養土(プランターに最適な土を選ぶ)

4. スコップ&水やり用ジョーロ

5. トマト用支柱(大きく成長すると1.5m近く伸びるので支柱で支えます)

*水はけをよくするために、プランターもしくは植木鉢の底が隠れるくらいに鉢底の土(白っぽい石)を敷き、その上から培養土を入れます。

*間引きした葉を植木鉢であれば1株、プランターであれば2〜4株くらいを離して植えます。たくさん一緒に植えるとちゃんと成長しません。

*葉っぱはぐんぐん高くなってきますので、ある程度高さがでてきたら、支柱をさすことをオススメします。支柱をさすことも考慮に入れ、十分なスペースを確保してください。

自然応用科学 ネット入り 鉢底に入れる石 0.5L×10個

アイリスオーヤマ 培養土 花・野菜の培養土 ゴールデン粒状培養土 配合 25L

 

f:id:macrobian_sachi:20190921103148j:plain

ピンボケですが、かわいい芽がでてきました!かなりの感動です♪

苗木を買って、そのままプランターや植木鉢に植え替えても良いのですが、種まきして発芽したちっさな芽を目の当たりにすると、やはり感動や喜びの度合いが違います。

小さな生命が生まれた瞬間を体験できるんです♪

 

f:id:macrobian_sachi:20190921102200j:plain

このくらい大きくなってきたら、1株ごと大きめの鉢に植え替えます。

鉢が小さいと、十分に育たずうまく実がたくさんつきません。(小さい鉢に植えた葉は、栄養が足りず葉の成長が止まり、実がひとつもつきませんでした。)

 

f:id:macrobian_sachi:20190921102235j:plain

黄色い花が咲いてきたら、もうすぐ緑色の小さな実がついてきます。

 

f:id:macrobian_sachi:20190921102257j:plain

1箇所に4〜6個くらいの実が集中してついてきます。

中玉なので、まだまだ育ちます。かなり重そう。。。笑

 

f:id:macrobian_sachi:20190921102320j:plain

実が黄色味がかってきたらすぐにオレンジ→赤色に変化してきます。

 

f:id:macrobian_sachi:20190921102343j:plain

このくらいの赤色(中央のもの)になったら収穫時です。

あまり熟れすぎると、すぐにパックリと実が縦にわれてしまい腐ってしまいます。

 

f:id:macrobian_sachi:20190921102410j:plain

10本くらい育てていると、次から次へと実がなり、2〜3日ごとに収穫できるので、毎朝の水やりがとても楽しみです。ヘタがぴーんと立派に立っていて、すごくたくましいトマトです。

 

 植物の生きる強さ

<水やり>

種まきをしてから実がなるまで、毎朝たっぷり水やりをしてください。特に夏場は1日でもさぼると、夕方くらいには葉っぱがぐったりとなり、植物も体全体で水がほしい!と訴えかけているようで、それからはどんなに面倒くさくても必ず朝一で水やりをするようになりました。(雨がかかる場合、雨の日の水やりはパスします)

水をあげるとすぐに復活してくれて、葉っぱもぴーんとすぐ元気になってきます。

 

<台風>

私は鉢植えで育てており、裏庭に置いていますが、台風や大雨の際にもそのままにしています。台風の翌日などは、かなり倒れ気味になっていますが、1日ですぐにしゃんとまっすぐに戻ります。植物ってほんとうに力強く生きているな〜といつも関心しています。

  

<害虫と自然環境>

トマト以外の野菜やハーブ(ズッキーニはダンゴ虫、バジルはバッタに、人参の葉っぱもたぶんバッタにやられました)は、いくつか害虫に葉っぱを食べられてしまいましたが、トマトだけはまったくダメージはなく、すくすくと育ってくれました。

裏庭に小さな畑もあるのですが、そこに培養土を入れてズッキーニを育てたことで、庭に住む虫や他の植物に影響がでたようです。今までみたことのなかった虫がでてきたり、今まで咲いていた花がまったく咲かなくなったり。。。といったようなことが起こりました。

自然環境というのは、こういったちょっとした変化でも影響を受けやすいのだということを身をもって知りました。最近では、地球規模でそういった変化が起きてきていて、温暖化や食料不足などを引き起こしているという現実を、ひとりひとりが自覚しなければいけないのだとこの時痛感しました。

収穫時の喜び

f:id:macrobian_sachi:20190921100616j:plain

 

4月末頃に種まきをして、8月には少しずつ実がなり、収穫ができるようになりました。そして、9月末くらいになると、ほぼ実はつかなくなり、同時に若い葉っぱがぽつぽつ出初めてきたようです。

始めて収穫した時は3〜4個だけでしたが、とてもうれしい気持ちになれました。私の場合、収穫時よりも実が赤くなった時が一番うれしかったことを覚えています。毎朝水やりの時に、ひとつひとつを入念にチェックし、虫に食べられてないかとか、実が割れてないか。。。とか大事に育てれば育てるほど、収穫時の喜びは大きくなるような気がします。

 

まとめ

f:id:macrobian_sachi:20190921102725j:plain

 

トマト栽培は、以下のちょっとしたキーポイントさえおさえていれば、けっこう簡単に育てられます。

・苗木を植え替える際は、かならず1株ずつ鉢(プランターの場合、2〜4株まで)に植える。

・高さがでてきたら、トマト用の支柱をたてて支える。

・水やりは基本的に毎朝やる。

・収穫は、トマトの実が熟れすぎる前に行う。

 

発芽時や収穫時の感動も予想外に大きいですし、初心者の方でも手間がかからず苦労せずに楽しめますので、ぜひ興味のある方はトライしてみてください。きっと、植物を育てることで、いろんなすばらしい学びがあるのではないかと思います。

 

本日もご訪問ありがとうございました。

 

マクロ美アンSachi