こんにちは。
マクロ美アンSachiです。
先日、熊本県阿蘇にあるTAO塾(Taoリトリート&カフェ)さんで行われた「マクロビ合宿」に参加してまいりました。
Taoリトリート&カフェ - TAO Retreat & Cafe
2泊3日の合宿で、毎回のお食事は体にやさしいマクロビ食はもちろんのこと、温泉の地熱でつくる味噌作り体験や、縄文の聖地「押戸石の丘」のパワースポットでのマクロビピクニック&アーシング(グラウンディング)、朝の水源へのウォーキング、自然農法の畑での農業体験など、もりだくさんのスケジュールで大変充実した合宿となりました。
もちろん、今回もお一人様参加(笑)でしたが、参加者やスタッフの方々ともお知り合いになれ、より深く自然の恵みの大切さや、人との心の触れ合いの喜びを感じた3日間となりました。
ということで、今回は私がマクロビ合宿で経験したイベントの中のひとつ、「地熱による味噌作り体験」を中心にブログをアップしたいと思います。
仕事でストレスがたまり、阿蘇の大自然の中で週末を利用してリラックスしたい、マクロビについて興味がある、田舎くらしの場所を探している。。。
などなど、そんなことを考えていらっしゃる方向けに、阿蘇の自然のすばらしさや、味噌作りの楽しさをお伝えできれば幸いです。
熊本県阿蘇のオススメ体験〜地熱でマクロビ味噌作りが体験できるマクロビ合宿
マクロビ&田舎暮らし体験ができる場所 Tao リトリート&カフェってどんな所?
1. 周辺環境のすばらしさ
Taoリトリート&カフェは、熊本県阿蘇郡南小国町の山あいの小さな町にあり、豊かな自然があふれ、木々の紅葉や鳥のさえずりなどが身近に感じられる、心も体もリラックスできる場所です。
近くには満願寺温泉や黒川温泉、多くの水源などもあり、朝は水のせせらぎを聞きながら川沿いをウォーキング、夜は温泉にゆっくりつかったりと、自然を満喫できる場所に位置しています。
2. 宿泊施設について
ホテル施設ではないので個室はありませんが、 男女別の宿泊施設があり、寝具などもすべて用意されています。お風呂は、近くの温泉に車で行き、合宿中は翌朝早くエクササイズ(ウォーキングなど)があるため、午後10時の消灯となります。
とっても規則だだしい生活環境で、デジタルデトックスもできるので、逆にこの不便な環境が体や心にはやさしいのかもしれませんね。
3. 環境にやさしいエコフレンドリーな原始力
Tao リトリート&カフェの建物は、すべて風力と太陽熱でエネルギーを発電しており、環境に配慮した原始の力「原始力」で運営されています。そんなクリーンなエネルギーを使うこと自体、地球にやさしくて、滞在していてなんだかとてもうれしい気持ちになりました。不思議ですね。
自分の休暇だからこそ、このようなポリシーで運営している施設を利用したいものです。
マクロビ合宿って具体的にどんなことをするの?
1. 合宿のスケジュール
以下が、マクロビ合宿の詳細スケジュールですが、人数や天候、その他の条件により、多少変更になります。
<第1日目>
15:00~16:00 受付 自己紹介&オープニングセッション
16:00~17:00 黒大豆を「地獄」に投入
17:00~18:00 温泉
18:00~19:00 夕食
19:00~20:00 フリータイム
20:00~21:30 心理ワークショップ
22:00 消灯
<第2日目>
06:00 起床
6:30~8:00 モーニングエクササイズ(水源へウォーキング)
8:00~9:30 朝食
9:30~11:30 味噌作り
11:30~13:30 昼食(料理教室スタイル)
13:30~14:00 フリータイム
14:00~15:30 発酵講座
15:30~16:00 フリータイム
16:00~18:00 温泉
18:00~19:00 夕食
19:30~20:30 原始力講座
22:00 消灯
<第3日目>
6:00 起床
6:30~7:30 モーニングエクササイズ
8:00~11:00 農業体験、ブランチ
11:00~12:00 シェアリング
12:00 解散
具体例:
基本的には上記のスケジュールとなりますが、今回は上記にない、縄文の聖地でパワースポットでもある「押戸石の丘」へマクロビランチを持ってピクニックに出かけました。
「押戸石の丘」にある磁気異常を起こすという押戸石。シュメール文字が書かれた石もありました。この野原でアーシング(グラウンディング)をして、大地のエネルギーをたくさんいただき元気になった気がします。
縄文の聖地でマクロビ弁当を食べてピクニック♪ 開放感が半端なくて、これは本当に気持ちよくて楽しかったです。
こちらは、自然農法で育てた里芋。1株にたくさんついていてびっくりです。農業体験後は、お土産にたくさん里芋をいただいて帰りました(笑)。
ほんの一例ではありますが、このようにいろんな体験がもりだくさんで、一人参加の方も多いので、みんなと自然に仲良くなりお友達をつくるきっかけにもなりますよ。
2. 自由時間はあるの?
上記のスケジュールにもあるように、少しだけフリータイムはありますが、その日の人数などによっても、移動に時間がかかったり、スケジュール変更などがあると、フリータイムはなくなる可能性はあります。フリータイムの部分で時間を調整するといった感じでしょうか。基本的に、ひとりでゆっくりできる時間はあまりないと思います。
3. 合宿料金はどのくらい必要なの?
合宿料金は、2泊3日で一人 35,000円(税込)でした。
滞在中は食事も温泉代も移動費も講座代もすべて込みで、いっさいお金がかからないので、安心です。
ただし、Taoリトリート&カフェ(熊本県阿蘇郡南小国町)までの移動費は各自払いです。県外から飛行機や列車などで来られる方は、福岡空港や最寄りのバス停までピックアップサービスをしてくれるようなので、直接相談してみてください。送迎があれば、車で行けない方も安心ですね。
*ホテルではないので、タオルや洗面用品、寝巻など忘れずに〜!
合宿中は、毎食体にやさしいオーガニックのマクロビ食が食べられる
1. 心のこもった玄米菜食で身体のデトックス
上の写真は、夕食の一例ですが、ご飯は玄米や古代米など2種類で、スープやお味噌汁などの汁物もつき、メインもたっぷりボリュームがあるので、肉類がなくても男性の方でも十分満腹になるのではないかと思います。
2. 手作り味噌やうめぼしなどお土産に
Taoリトリート&カフェでは、手作りのうめぼし(大きくてとても美味しい)をお土産コーナーで売っていますので、ぜひお土産に買ってみてください。私も買いました!
お味噌も自分たちで作ったものを1kgお土産で持って帰れるのですが、もう少し欲しい方は、別売りで分けてもらえるようです。(食べれるのは発酵を待ち1年後ですが。。。)
地熱で黒大豆を蒸してマクロビ味噌つくりに挑戦
合宿のメインイベントでもある、「阿蘇の地熱で味噌作り」した体験を以下にご紹介します。
オーガニックのりっぱな黒大豆を使って、みんなで味噌作りをスタート。
ドンゴロスという麻の袋に黒大豆を入れて、このように紐でしばります。
温泉の地熱で一昼夜蒸していきます。地熱の温度は、約150度とかなり高温のスチームです。
蒸し上がった黒大豆はほっくほっくで、ほんのり甘くて美味しかったです。
家庭でつくる場合は、この黒大豆1kgと同量の麦麹1kgに塩500gを混ぜあわせます(玄米を少し混ぜると、麦と玄米の合わせ味噌ができます)。
500gくらいずつビニール袋に入れ、黒大豆の煮汁(大さじ1くらい)を少し加えて指でしっかりと押しつぶしてペースト状にしていきます。
もしくは。。。
下の写真のような味噌マシンでミンチ状?にしていきます。(こちらの方が早くて便利ですが、手でおしつぶした方が達成感はあります)
残った煮汁を使って、黒大豆のぜんざいを作っていただきました。
自然の甘みでおいしくいただきました。
こちらは、作って3週間後の味噌。黒大豆を使っているので、通常の味噌より黒っぽいですね。このまま約1年待って、美味しいお味噌ができることを期待します。
まとめ
今回、初めてTaoリトリート&カフェのマクロビ合宿に参加し、たった2泊3日の滞在ではありましたが、お通じも良くなり、身体が少し軽くなってデトックスが促されたような気がします。
阿蘇という大自然の中の土地エネルギーも、とっても身体にマッチし、そこで育つ野菜や果物のエネルギーも高く、身体が喜んでいるのがとてもよくわかりました。
また、日頃できないような色々な体験もでき、本当に充実の3日間でした。
仕事のストレスで疲れた心や身体を癒すには、ぴったりの場所ですし、また、田舎暮らしを考えていらっしゃる方も、温泉も近くにあり、土地代が安く農業も可能な阿蘇周辺を検討地域に入れてみてはいかがしょうか?
私は九州出身ですが、もし自分が老後に田舎暮らしをするのであれば、阿蘇地域は有力候補のひとつになるのではないかと思っています。
今回は、少々旅ブログ的な内容となりましたが、なにかお役にたてる情報が少しでもあれば幸いです。
本日もご訪問ありがとうございました。
マクロ美アンSachi