こんにちは。マクロビアンSachiです。
最近では豪華客船などのクルーズ客船が、旅行者の興味を惹き付けてやみませんが、クルーズ船なんてお高いのでは?エーゲ海クルーズなんて、ドレスコードとかチップとか面倒くさいし、英語もしゃべれないから、一生行けそうにない。。。なんて、思ったりしてないですか?
最近では、日本の港にもひんぱんにクルーズ船が寄港していますし、意外にもリーズナブルな価格で行けたりします。学生の方でもふつうに行ける時代になってきました。
私は、今年の4月に女ひとり旅でギリシャに行き、せっかくなので3泊4日のエーゲ海クルーズも楽しんできました。とても簡単に手配できますし、英語がしゃべれなくても、日本人クルーがいるので安心です。
ということで、今回は私が利用したエーゲ海のカジュアルクルーズ船の「Celestyal Cruise(セレスティアル クルーズ)」をご紹介したいと思います。クルーズ船のみどころや楽しみ方、予約の取り方などをまとめてみましたので、エーゲ海クルーズ船に興味がある方は参考にしていただければ幸いです。
【トラベル】エーゲ海クルーズ客船の楽しみ方と予約方法
<エーゲ海クルーズ客船について>
カジュアル船クルーズ「Celestyal Cruise」のご紹介
私がこの客船の存在を知ったのは、いつも旅先でお世話になっている「地球の歩き方 ギリシャ編」の中で、エーゲ海クルーズについての記述があり、調べていくうちにこのCelestyal Cruiseのことを知りました。
日本からのギリシャツアーでも、よくこのクルーズ船を利用しているようで、私が利用した時も、日本の団体ツアーが5〜6社乗っていたようです。日数的にも利用しやすい3泊4日からコースがあり、料金もリーズナブルで、しかもメインの島や遺跡(含むトルコ)を5か所も網羅しているため、大変ポピュラーな客船となっています。
詳細については、以下の公式ホームページをチェックしてみてください。
↓
Celestyal Cruise公式ホームページ
クルーズ船スケジュール
私が乗ったのは、Celestyal Olympiaという客船で、以下のスケジュールでクルーズを運行しています。
第1日目:ピレウス港11:30発 → ミコノス島 18:00着/23:00発
(出航後、すぐに避難訓練)
第2日目:クシャダシ(トルコ)07:30着/13:00発 → パトモス島17:00着/21:30発
第3日目:ヘラクリオン(クレタ)07:00着/12:00発 → サントリーニ島16:30着/21:30発
第4日目:ピレウス港 07:00着
*クシャダシ港(トルコ)到着時には、港で簡単なイミグレを通ります。その際、クルーズ船で使用する、IDカードがパスポート代わりになります。もちろん、乗下船する際にも必要となりますし、船内でも提示することが多くありますので、肌身離さず無くさないようにしなければなりません。
エーゲ海クルーズ料金
基本料金(ピレウス港発の一般的クルーズ)
・3泊4日~ ツイン US$859/ 1名〜 早割でUS$539〜
・4泊5日~ ツインUS$1,099/ 1名〜 早割でUS$679〜 (上記のルートにロードス島が追加)
・この他、他港発で色々な国を巡る5泊6日 および 7泊8日のコースなども多種ありますので、チェックしてみてください。
OPツアー
寄港地の観光5か所のうち、2か所は基本料金に含まれています。
3泊4日の場合は、トルコのエフェス遺跡見学と、クレタ島のクノッソス宮殿見学が含まれていました。
*シーズンや申し込みのタイミング、部屋タイプなどによっても料金が変わってきますので(運行期間は、毎年3月〜11月となっているようです)、詳細は公式ホームページで確認してください。
*1名参加の場合は、ツイン使用のシングル料金がかかりますので、基本料金+US$300前後はかかったかと思います。
<エーゲ海クルーズ客船の予約方法>
クルーズ客船の予約方法については、私の経験上、以下の3パターンが可能です。
a.クルーズ船会社のHPから直接オンライン予約
この場合、予約スタートは1年以上前から可能で、お得な早割があります。
英語のホームページですが、スマホだと翻訳版でみることもできました。
①Plan a Cruise をクリック→ ②コースを選ぶ→ ③日程を指定→ ④Book now(黄色)をクリック→ ⑤ 人数をチェック(1名参加は30%プラス)→ ⑥部屋タイプを選ぶ → ⑦クレジットカードで支払い
*確認証を印刷して持参しましょう。
b.出港地(ギリシャなど)の旅行会社を通じて申し込み
私の場合は、アテネ往復のチケットは「トラベルコ」で手配し、ホテル、クルーズ、現地英語ガイド付ツアー(デルフィ&メテオラ修道院 2day ツアー、ミケーネ&エピダウロス1dayツアー )は、以下のアテネの旅行会社に直接メールで手配しました。
↓
問い合わせ先 E-mail : travelwise@otenet.gr
「地球の歩き方 ギリシア編」でアテネにある信頼できる旅行会社として、紹介されています。非常に丁寧な対応でいろいろな情報をいただき、小さい旅行会社ですが、とても信頼がおけ、大変お世話になりました。日本人スタッフの方が1名いらっしゃるので、とてもスムーズな手配ができました。
c.日本の旅行会社クルーズツアーに参加
JTBや名鉄観光、阪急交通社、クルーズプラネット(H.I.S.グループ) など、多くの旅行会社が、Celestyial Cruiseのツアーを添乗員付きで催行しています。
団体ツアーでも、船内ではかなり自由に活動できるので、手配などが心配な方は、面倒がなくて安心な団体ツアーに参加するのも良いかもしれません。
エーゲ海クルーズ客船の楽しみ方
<クルーズ船内の施設>
船内の利用できる施設は、ざっくりこんな感じです。一番よく利用するデッキは、やはり4DKと5DK でした。
1DK〜医務室
2-3DK〜客室
4DK〜レセプション、図書館、免税店、エーゲ海レストラン、客室
5DK〜カジノ、ラウンジ&バー(3か所 うち1か所は劇場)、エステ、ショップ、客室等
6DK〜客室
7DK〜ラウンジ&バー、スポーツデッキ、キッズクラブ、ビデオゲームルーム、客室
8DK〜サウナ、マッサージルーム、ジム
9DK〜グリルレストラン、カジュアルダイニング、バー、プール、マッサージカバナ
10DK〜タラッサバー
12F 展望ラウンジ&バー
* 船内での食べ物、飲み物、およびチップはすべて基本料金に含まれており、有料のもの(エステ、船内ショッピング、カジノ、お部屋内のドリンクバー、OPツアー代金etc.)を利用した場合、下船日の前日夕方までにカードもしくは現金で支払いとなります。チェックイン時にクレジットカードの番号を控えられるので、カードの方が領収書を確認すればいいだけなのでラクです。
*チェックイン時に預けておいたパスポートも前日に受け取ります。
*スーツケースはパッキング後、前日の夜中12時までにドアの前に出しておくと、ピレウス港のチェックインカウンター前まで持って行ってくれて便利です。
<クルーズ船での過ごし方 例>
以下は、クルーズ船での過ごし方の一例です。
【午前中】:
・寄港地到着時刻に合わせて起床(早い時で、朝7時ころ到着)し、朝食を済ませて寄港地での観光準備。
・OPツアー(約2~3時間)に参加の場合は、シアターに集合。OPツアー参加の人から優先して下船させてくれます。
港にたくさんツアーバスが待っているので、決められた番号のバスに乗り、観光へ。
・観光後、各自好きなレストラン(3か所ある)でランチ。
【午後】:
・ジムやプールに行ったり、ゆったりとカフェでくつろいだり、好きなプログラム(英会話、ヨガ、ギリシャダンス、ギリシャクッキングなどのクラス)に参加したり、ショッピングアーケードでお買い物したり、エステなどに行って自由に過ごします。
・次の寄港地に到着後、OPツアーもしくは現地/船内にて自由行動となります。
【夜】:
・お好きなレストランで夕食。その後は、バーやディスコ、カジノで楽しんだり、劇場でエンターテインメントを観たり。。。
と、こんな感じですが、とにかく3泊4日で5つの有名な島を巡るので、充実感がハンパなく、意外に忙しいスケジュールです。でも、旅好きにはうれしい内容です。
私のYou Tubeチャンネルでも、ピレウス港〜クルーズ船までの移動と、船内案内の様子を動画にしていますので、よかったらのぞいてみてくださいね。
↓
You Tube「マクロ美アン」チャンネル ”ギリシャの旅♡エーゲ海クルーズ客船案内
<クルーズ船内の食事&チップ>
船内で一番関心が集まるのが、やはり食事ではないでしょうか?
Celestial Olympiaの場合、 カジュアルなビュッフェレストランが2つと、エレガントで高級そうなコースメニューやアラカルトが注文できるレストランが1つあります。
朝食はカジュアルビュッフェで、夜はコースメニュー、ランチは気分次第で。。。という感じで食べていました。毎日メニューも変わりますし、ほんとうに美味しくて毎食がっつりデザートは別腹で。。。を基本にエンジョイしました。
チップに関しては、すべて料金に含まれており、まくらチップすらもいりません。
なので、クルーズが終わるまではまったく現金やクレジットカードを使う必要がありませんでした。ただし、クルーズ船のIDカードは常に必要になるので、肌身離さずもっていなければなりません(乗下船時にも必要)。
<クルーズ船での服装>
カジュアル船ということもあり、本当に服装はなにも考えなくてよくて超楽チンでした。劇場やレストランに入る時だけ、短パンやサンダルを履かないようにし、激しく肌を露出しなければOKという感じです。
観光から帰ってきて着替える時間がない時などは、観光にでた時の格好のまま(Tシャツ、綿パン、運動靴)、おしゃれなレストランに入っても全然大丈夫でした。パンプスを持っていきましたが、けっきょく1度も履かずじまいでした(笑)
フォーマルな洋服はまったくいりませんが、1着くらいはすこしドレッシーな洋服を持っていくと、クルーズ船での充実感が違ってくるかもしれません。
<クルーズ船でのネット環境 Wifi>
船内には、あいにく無料のWifiはついていないため有料となります。
料金は以下のとおりで、私は1日最低でも2時間は利用したかったので、6時間のコースを選びました。Wifi環境はある程度安定しているので、利用しても問題はないかと思います。
1時間:7ユーロ
3時間:16ユーロ
6時間:25ユーロ
*支払いは、終了日前日の夕方までにカードもしくは現金で精算となります。
<クルーズ船での船酔いについて>
私もこれを一番心配していましたが、ほとんど揺れもなく快適に過ごせました。季節にもよるとも思いますが、船もある程度大きく安定しているので、心配はないかと思います。
ただ、サントリーニ島へ行く際に、港に船が横付けできないため、テンダーボートで移動となりましたが、その際はかなりグワングワン揺れました。ここのみ、要注意です。私のYou Tubeチャンネルの「サントリーニ島編」で、その揺れの激しさを動画に撮っています。 ↓
<クルーズベストシーズン>
4月中旬〜10月上旬あたりまでがベストシーズンと言えそうですが、4月はまだまだ雨が多く、私が行った時も雨がぱらついたり、曇りの時が多かったです。しかし、その分、比較的まだ旅行客はあふれるほどではなく、ぎりぎりセーフな感じでした。(7〜8月のピーク時は、寄港地の観光スポットにクルーズ客がいっきに人がなだれ込むため、大変な混雑が予想されます。)
真っ青な空と海を見たいのであれば、6月〜8月がベストだと思います。ただ、気温がかなり暑くなりますし人も多いので、のんびりされたい方は、ゴールデンウィークの前か後くらいがいいのではないでしょうか?
ただし、ギリシャやヨーロッパの場合は、4月のイースター祝日前後は観光にも影響がでる場合もあるので、避けたほうが賢明かと思います。
クルーズネットワークさんのホームページに、Celestyal Cruise 「乗船のご案内」が詳しく記載されていますので、以下にご紹介しておきます。↓
まとめ
クルーズ客船に乗る前までは、料金も高いというイメージで、色々と旅の準備や船内の情報収集が大変そうで、行ってみたいけど敷居が高い。。。と尻込みしていましたが、一度行ってしまえば、クルーズでのルールというか、船内での過ごし方がわかってくるので、船旅の良さをひしひしと実感できます。
船内では荷物や現金をいちいち持ち歩かなくて良いし、好きな時に寝て、好きな時に食べ、好きなプログラムに参加し、寄港地に着いたらめいっぱい観光を楽しむ。。。というようなトラベルスタイルなので、体力的にもゆとりができ、旅を満喫できる感じです。
ひとり旅でも十分楽しめますので、クルーズ客船での旅にトライしてみてはいかがですか?きっと、新しい発見があると思います。
本日も当ブログにご訪問くださりありがとうございます。
マクロ美アンSachi