こんにちは。マクロ美アンSachiです。
旅をする時は、一人旅が好きですか?それともお友達や家族、カップルで行く、もしくは団体ツアーで行きたい派ですか?
私はツアコンをやっているということもあり、旅行会社の団体ツアーに参加するということにとても抵抗感があるため、旅は常に一人旅です。(ちょっと寂しいですかね。。。笑)
若い頃は、日本からは往復のチケットと、初日に止まる一泊分のホテルだけを予約していくという、今から思うととても無謀な旅をしていましたが、最近では年を重ねるごとに、なるべく手間がかからず楽チンで、かつ有益な情報も得られ、しかも自由きままな旅を選ぶようになってきました。
旅が好きで、本当は一人旅で自由に旅したいのだけど、まったく一人で行動するのは勇気がいるし怖い。。。と思ってらっしゃる方に、一人でも気軽に参加できるギリシャの現地ツアー(場所により日帰りや宿泊を伴う場合がある)をご紹介したいと思います。
【トラベル】ギリシャ旅行 一人旅 現地ツアーをうまく利用するワザ
現地ツアーを利用するメリットとデメリット
今年のゴールデンウィーク前に、ギリシャに一人旅をしてきましたが、エーゲ海に点々と島があり、かなり移動が手強い国だな~と前々から感じていました。そういう理由もあってか、なかなか旅行しづらく手をだせない国のひとつでもありました。
ギリシアのメインの観光は、エーゲ海の島々にあると言っても過言ではないのですが、なんせ島だらけでどうも動きがうまくとれず、アクセスがスムーズではないのです。
時間とお金に余裕があれば、むしろゆったりできますが、時間とお金が限られていて、効率的に回るにはどうすればいいかと考えた時に、クルーズ船とアテネ発の現地ツアーをうまく組み合わせると、かなり効率が良いことを知りました。
日本からの団体ツアーに参加するのもありですが、やはり低料金で、自由に旅することを優先したかったので、この選択肢は初めから考えていませんでした。
現地ツアーを利用するメリット
以下に現地ツアーに参加することで、得られるメリットとデメリットをあげてみました。
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電車を乗り継いだり、車を手配したりする時間と手間がかからず、効率よく動ける。
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ランチやディナーが含まれていることが多く、食事場所を探す必要がない。宿泊を伴う現地ツアーは、ホテル代も含まれる(予算によって、3つ星もしくは4つ星を選択可能。クルーズの場合は、部屋タイプを選択可能)
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ホテルから専用バスと専用ガイド(英語/日本語)がつくため安心。クルーズの場合は、ピレウス港までは自力で行く。
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観光スポットでは、イヤホンを通ししっかり説明をしてくれる。
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基本的に、日本のツアーと比較し堅苦しくないので、集合時間などさえきちんと守っていれば、結構自由な感じで参加できる。
*料金的には英語ガイドの方がリーズナブルなのでオススメです。日本語ガイドになると、2~3倍の料金となるので逆に割高になります。
現地ツアーを利用するデメリット
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ツアーに含まれた場所しか立ち寄らないため、遺跡内の小さな博物館などはスルーされる。(これは、日本からの団体ツアーも同じ)
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食事の際は、ツアー客とテーブルが同席となる。(団体ツアーでは基本です)
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英語ガイドの場合、日本語ガイド(日本人)ほどスケージュール管理がきめ細かくないため、しっかりと案内を確認しなければならない場合がある。
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現地ツアーでチップは強制されないが、欧米人の1~2割程度は帰り際にチップをあげていたようなので、必要に応じてチップをあげる場合もある。
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宿泊の場合、基本的に荷物は自分で運ぶ。
ギリシャおすすめ現地ツアー
以下は、私が実際に参加した、アテネ発の現地ツアー(英語ガイド)詳細です。
ツアー自体、しっかりとオーガナイズされていて、ガイドやドライバーの質も高いのでオススメです。
ちなみに英語ガイドさんは、バイリンガル/トリリンガルで、英語&フランス語 or イタリア語、スペイン語などで説明してくれます。インターナショナル感ハンパないです笑。一人参加の方もそこそこいるので、海外の方とお友達になれる可能性も大です。
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デルフィとメテオラ修道院 1泊2日ツアー
料金:US$ 180~ (2泊3日のゆったりコースUS$305〜もあり)ホテル代込
アポロンの神託で有名なデルフィと、奇岩の上に立つ修道院群で有名なメテオラのツアーで、どちらとも世界遺産。すばらしい景色がひろがっていて、見どころ満載ですのでこちらは特にオススメです。ランチ1回分&ディナーが付いています。
デルフィとメテオラ修道院 2Dayツアーを動画にしていますので、よろしければ参照ください。 ↓
*世界遺産 地球のへそデルフィ:
*世界遺産メテオラ修道院&奇岩:
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ミケーネ&エピダウロス 日帰りツアー
料金:US$ 115~ (ランチ付)
コリントス海峡を渡り、エピダウロス、ミケーネを効率よく回るツアー。少々急ぎ足ですが、短い時間であちこち見て回りたいという人にぴったりです。
私の場合、帰国便が夜中だったので、時間を気にすることなく最終日に決行し、スーツケースもバスにあずけ、アテネ到着後その足で空港へ直行しました笑。
ちなみにこのツアーは早朝出発し、アテナ着は夜7時頃(私の時は夕方6時過ぎに到着できました)となります。
ミケーネ&エピダウロスの日帰りツアーを動画にしていますので、よろしければ参考にしてださい。↓
*シュリーマンの夢 世界遺産 ミケーネ:
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エーゲ海クルーズツアー
3泊4日(ミコノス島、クシャダシ、パトモス島、クレタ島、サントリーニ島)や4泊5日(上記の寄港地+ロードス島)のツアー、1日クルーズ(エギナ島、ポロス島、イドラ島)などがあります。
旅行会社や部屋タイプ、シングルorツインによって料金は異なります。
3泊4日(全食事付):US$460〜
4泊5日(全食事付):US$620〜
1日クルーズ(ランチ付):US$100〜
私が利用した船は、CelestyalOlympiaで、3泊4日一人参加でUS$882(早割)でした。
エーゲ海クルーズについては、以下のブログ記事でも詳細を記事にしていますので、参考にしてください。↓
macrobian-sachi.hatenablog.com
上記の他、ワイナリーのツアーやスニオン岬半日観光などもあります。 各現地ツアーの申し込みは、以下の現地旅行会社へ直接メールで依頼できます。
現地旅行会社 Travelwise Ltd. 連絡先:travelwise@otenet.gr(日本語OK)
「地球の歩き方ギリシアとエーゲ海の島々&キプロス」の本にも、詳細が掲載されています。→ A24 地球の歩き方 ギリシアとエーゲ海の島々&キプロス 2019~2020
ギリシャ10日間一人旅の具体例
以下が、私が実際に計画&実施した一人旅の具体例です。宜しければギリシャ旅行の参考にしていただければ幸いです。結構、充実感のある旅となりました。
1日目(月)〜 羽田 00:01/ドーハ 06:00 ドーハ 08:05/アテネ 13:05 by カタール航空
空港→アテネ(シンタグマ広場)by バス (機中泊)
アクロポリス遺跡、プラカ地区ショッピング (アテネ泊)
2日目(火)〜 古代アゴラ、ローマンアゴラ、ケラミコスの遺跡、ゼウス神殿、
新アクロポリス博物館など (アテネ泊)
3日目(水)〜 デルフィ、メテオラ修道院2Day ツアー (カランバカ泊)
4日目(木)〜 アテネホテル 夕刻着 (アテネ泊)
5日目(金)〜 CelestyalOlympia 3泊4日クルーズ参加
アテネ(タクシー)→ピレウス港→ ミコノス島(船中泊)
6日目(土)〜 クシャダシ(トルコ)→パトモス島 (船中泊)
7日目(日)〜 クレタ島→ サントリーニ島 (船中泊)
8日目(月)〜 ピレウス島 07:00到着 → (タクシー)アテネ
中央市場(料理教室参加 /市場歩き&伝統料理:所用時間3時間前後)
→ 国立考古学博物館(オモニア広場から徒歩10分)(アテネ泊)
9日目(火)〜 ミケーネ&エピダウロス1Dayツアー参加
19:00頃 シンタグマ広場→空港 by 電車 (機中泊)
10日目(水)〜 アテネ00:55/ ドーハ05:30 ドーハ06:45/ 羽田22:40
アテネお料理教室 The Greek Kitchen : €60/1名 (為替レートにより変動あり)
お料理教室の動画がありますので、参考にしてください。↓
*アテネで料理教室に参加してみた♪:
まとめ
若い頃は、ひとり旅は効率が悪くても、自分でバスや列車を乗り継いで、現地の人とふれあいながら目的地に苦労して行くことに意義がある。。。なんて思ってましたが、最近ではいかにして効率よく、そしてラクにいろんな所でいろんな経験ができるか、ということにフォーカスしているので、こうなるとやはり現地ツアーを利用しない手はない。。。という考えが、私の中では主流となってきました。
特に、会社勤めをしていて限られた休暇を利用して旅をするのなら、現地ツアーは強い味方ではないでしょうか?
すべてを現地ツアーに頼るのではなく、ちょっとアクセスが厳しいところや、手配が複雑で面倒な時、あるいは効率よく時短でまわりたい場合には、ぜひ気軽に現地ツアーを利用してみてください。
そして、ひとりで回っても安全で楽しめそうだと感じれば、自由気ままにチャレンジし、バランスのとれた思い出に残る旅をアレンジしましょう!
Von Voyage!
本日もご訪問ありがとうございました。
マクロ美アンSachi